◆ 1区の見所 ◆
スタート! |
旧JR大社駅 |
この神々が集う場所が、出雲駅伝のスタート地点となる「出雲大社」。その壮大さは、「神話の夢舞台 出雲」を象徴する存在です。
ご祭神は、縁結びの神様として親しまれている「大国主神(おおくにぬしのかみ)」で、「いいご縁がありますように」と、参拝の人々で賑わいます。
現在、国宝に指定されている御本殿は、1744年に造営され、この度、約60年ぶりに「平成の大遷宮」が行われています。
さて、この神話の舞台で今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。
前回大会から一部コースを変更し、総延長が44.5km、3区、4区、5区の距離が変わり、1区が2番目に長い距離となりました。過去21回のなかで、1区フタケタ順位からの逆転優勝は3回のみ。各チームは1区に誰を選ぶのでしょうか。注目が集まるところです。
スタートすると、選手たちは門前町大社のメインストリート神門通り(しんもんどおり)を駆け抜けます。沿道は各チームの応援団や観客で埋めつくされ、声援のなか、選手は一団となって日本一の大鳥居をくぐり抜けます。その先に見えてくるのが「旧JR大社駅」。和風造りのこの駅舎は、国の重要文化財に指定されている格調ある木造建築で、数多い全国の駅舎の中でも比類稀なる建築美を擁しています。
そして、アップダウンのある浜山公園、国道9号に向けて平坦なコースへと続きます。選手はどのポイントで仕掛けるのでしょうか。距離が短くスピード駅伝ともいわれるこのコースの、最初の仕掛け所に注目です。
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