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出雲ドーム |
第5中継所「島根ワイナリー前」を過ぎると再び「出雲大社」の大鳥居が目の前にそびえます。出雲大社に通じる神門通り(しんもんどおり)では、これまでにも多くの名勝負が繰り広げられてきました。今年は、接戦か、独走か、あるいは…。駅伝ファンの間では、優勝チームを占う重要ポイントとして有名です。
その昔、出雲大社は、かつて高さが48mもあったと言われており、平成12年にはその巨大神殿を証明する柱の遺構が発見されました。そのときの「宇豆柱(うづばしら)」は、現在出雲大社東の「県立古代出雲歴史博物館」に展示されています。
そしてゴールは、日本最大級の木造建築物として有名な「出雲ドーム」。出雲ドームは、高さ48.9m・屋根の直径143m、屋根はガラス繊維をテフロン加工したものを使用しています。木・膜・スチールのハイブリッド構造としては世界最大級の大きさをほこるこの木造ドームは、全天候型の施設として、出雲の文化・スポーツ活動の拠点となっています。
さあ、選手は沿道からの熱い声援を受けながら、最後の力を振り絞り、大学の名誉と自身のプライドと想いをタスキに込めて、いよいよ出雲ドームアプローチに張られたゴールテープを目指します。
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