スタート直後の大鳥居をくぐると大社町の玄関「吉兆館(きっちょうかん)」が見えてきます。吉兆館の内部には大社の正月行事である"吉兆さん"や"番内(ばんない)"が展示され、建物前の広場には、くにびき神話の図柄をモチーフにした巨大な彫刻レリーフが建てられています。そして吉兆館の先に見えてくるのが、旧JR大社駅。和風造りのこの駅舎は、国の重要文化財にも指定されている格調のある木造建築で、数多い全国駅舎の中でも比類稀なる建築美を秘めています。内部の重厚な造りと一歩外に出ると波打つ大屋根、反りの整飾美に圧倒されます。平成2年(1990)3月のJR大社線の廃止とともに、大社の玄関駅としての使命を終えましたが、この旧駅舎にたたずむとき、歴史の幕を閉じた今日もなぜか動的な感に心打たれるものです。さあ、選手は出雲市街地へと向かっていきます。 → → → 第2区へ
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