平成元年の10月(神在月)、八百万の神々が集う「出雲」の地で産声をあげた「出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)」は、「全日本大学駅伝」「箱根駅伝」と並び、大学三大駅伝として、また、駅伝シーズンの幕開けを飾る大会として、毎年「体育の日」に開催しています。(※第32回大会は10月11日(日)開催)
出雲駅伝の最大の特徴は「高速駅伝」であること、学生としてグローバルな世界観の構築のために海外の大学を招待(第3回大会時にサンフランシスコ州立大学、上海体育運動技術学院、第10回大会から現在まで、アメリカ・IVYリーグ選抜チーム、第14回大会時に韓国大学選抜チーム)していることなどにあります。
第1回大会は、「平成記念出雲くにびき大学招待クロスカントリーリレーフェスティバル」の名称で開催し、次走者への引継ぎは、タスキではなくボディータッチで行うものでした。
第2回大会からタスキで引き継ぐことになり、名称も「出雲くにびき全日本大学招待ロードリレー大会」に変更し、第6回大会からは「出雲全日本大学選抜駅伝競走」に名称変更。
そして、第10回大会からは、スタート地点を出雲大社正面鳥居前に、第13回大会からは、フィニッシュ地点を現在の出雲ドーム前に変更。第21回大会・第26回大会でも平田地域のコースを一部変更し、現コースに至っています。
また、「出雲駅伝」の略称は、第19回大会に愛称化され、翌20回の記念大会から正式略称となりました。
平成の時代とともに歩んできた出雲駅伝も、数々のドラマと感動を残し、令和の新時代へと突入します。
平成 元年(1989) | 平成記念出雲くにびき大学招待クロスカントリーリレーフェスティバルの名称で、第1回大会を開催(10月10日 8:40スタート) スタート:浜山公園陸上競技場 フィニッシュ:浜山公園陸上競技場(6区間:42.6km)
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平成 2年(1990) | 出雲くにびき全日本大学招待ロードリレー大会に名称変更 |
平成 6年(1994) | 出雲全日本大学選抜駅伝競走に名称変更 |
平成10年(1998) | スタート地点及び各中継所を変更 スタート:出雲大社正面鳥居前 フィニッシュ:浜山公園陸上競技場(6区間:43.1km)
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平成13年(2001) | フィニッシュ地点及び各中継所を変更 スタート:出雲大社正面鳥居前 フィニッシュ:出雲ドーム前(6区間:44.0km)
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平成20年(2008) | 20回記念大会開催 記念大会枠として、過去の優勝チームを招待し、22チームで開催 大会の正式略称が「出雲駅伝」となる |
平成21年(2009) | 平田地域のコースの一部を変更し、第3、第4中継所も変更 スタート:出雲大社正面鳥居前(勢溜) フィニッシュ:出雲ドーム前(6区間:44.5km)
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平成26年(2014) | 平田地域のコースの一部を変更 スタート:出雲大社正面鳥居前(勢溜) フィニッシュ:出雲ドーム前(6区間:45.1km)
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平成30年(2018) | 30回記念大会開催 |
令和元年(2019) | 出雲駅伝大会30年史発刊 |